京都 大切な人を亡くした若者のつどいば 2018年8月19日

こんにちは。
京都つどいばで新たにファシリテーターとして参加しています、こうのあゆみです。
私がつどいばに初めて参加したのは、5年前くらいになります。
その後もつどいばを中心にリヴオンの色んな活動に参加させてもらい、今回京都つどいばの運営メンバーになりました。
私自身がつどいばで感じたあたたかなひとときを大切に、心強いメンバーに助けられながら、京都つどいばを開いていけたらと思っています。よろしくお願いします。

2018年8月19日のつどいばは、京都市男女共同参画センター(ウィングス京都)を会場に行いました。

午前中の最初は、この場に入るチェックイン、つどいばの紹介、そしてつどいばで大事にしていることの共有、自己紹介をして、グリーフにふれる時間に入りました。

グリーフってなんだろう…ということを共有し、その後グリーフワークとしてちぎり絵をそれぞれ作成しました。

ちぎり絵と言いながらも、ちぎらずに作られる方もいます。ちぎりたくない気持ちのときはちぎらなくてもいい、リヴオンでは「まま」にいることを大事にしています。

ワークを通して亡き人を思うことや、自分自身に目を向ける時間になります。
手当てをするかわいい絆創膏もあります(^^)

午前中の最後に、互いに聴きあう時間になりました。
それぞれ思っていることを語り、聴き、また他の方の話されたことで語り…気がつくとあっという間に1時間が経ち、とても密度の濃い時間になりました。

お昼ご飯後眠気を飛ばすために身体を動かすワークと、うろ覚絵描きというワークをしました。
著作権の都合上写真を掲載できませんが、なんとなく覚えてるけれど、いざ描こうとすると描けないキャラクターをみんなで考え、描いていきます。
出来上がったそれぞれのキャラクターは、ちょっと惜しかったり、似てないけどかわいい感じに仕上がりました✨

午後のメインプログラムの当事者ミーティングでは2人のテーマについて話し合いました。

当事者ミーテイングでは、自分が今困っていること、気になっていること、あるいは実現したいことを挙げていき、そのなかの一つ、この場で取り上げたいテーマを選んで進めていきます。

一つめは「肩こり・緊張・パニック発作をなんとかしたい」というテーマで、まずはテーマについて内容を深め、そこから他の参加者が具体的なアイディアを出していきます💡

その前後の対処や、日頃の取り組みなど、さまざまなアイディアが出ました。

みんなが「あるある」「私も何か方法があればもっと知りたい」とテーマに対しても強く自分事として考えていたのが印象的でした。

二つめのテーマは「人前で話をするときに緊張してくること」というテーマを取り扱いました。
自分が話をしたことを、それ以外の方が文字やイラストで紙に書いてくれるので(自分でも話されたことで大事なことは書いていきますが)、この時間でのことが後になっても残るのがとても良いな、と私自身も感じています(*^-^*)

あっという間に一日が終わり、クロージングとなりました。

私自身つどいばに初めて参加した以来、何かあるとき、あるいは何もないけど、何となく行ってみようかな、自分のことを考える時間や、亡き母を思う時間にしたいな、と思って参加するときもありました。
そして、どんな時でもあたたかく迎え入れてくれる場があったからこそ、私も行ってみたい場だったと思っています。

初めての方も、また参加してみようかな、と思う方もお待ちしています。

(大切な人を亡くした若者のつどいば京都ファシリテーター こうのあゆみ)