【告知】リヴオン事務局スタッフを募集します!

私たちと一緒に、
「グリーフサポートが当たり前にある社会」
を実現するために働きませんか?

 

こんにちは、一般社団法人リヴオンです。私たちは、「いつ、どこで、どのような形で喪失に直面しても、その人が必要とするサポートを確実に得られる社会の実現」を目指して立ち上げた団体です。グリーフサポートが当たり前にある社会とはどのような社会か。リヴオンには多くの声が全国から寄せられます。子ども、親、きょうだい、婚約者、親友、大切な人を亡くして苦しみの只中にある人たち。また、死別に限らず、様々な喪失の痛みを抱えてリヴオンの場に足を運んでくれる人たちがいます。そのお一人、おひとりの声を一番最初に応答するのが「事務局」という大事な存在です。現場と一人ひとりの当事者や支援者をつなぐメディアでもあります。
事務局の仲間、現場をつくる仲間たちと共に、みんなで社会の未来を描き、一歩ずつチャレンジの旅を歩んでいきませんか。

大切な存在をなくした人が自分の人生をいきていく・・・それを支えるということ。

 

失うことを経験すると心がしんどくなったり、病気をしたり、家族がばらばらになったり、お金のことなど・・・。あらゆる課題に直面することがあります。

からまった問題を丁寧にほぐしていき、一緒に考える。なくしたことを、共に大事にする時間をすごす。その人が自分の人生をいきていくところまで。そんな支えが、グリーフサポートだと思います。

その人の中にすでにある力や希望を生み出すための、つながりの場を、提供できればと、リヴオンは願いながら活動しています。

リヴオン代表理事  尾角 光美

◆リヴオンの事務局とは

 

事務局と言うと、会計や書類の作成・整理等の事務を行う人というイメージが強いかもしれません。

もちろん、仕事の内容はそういった細かい事務の仕事も多いです。ただ、その書類の先には、メールの先には、大切な人をなくした人たちがいます。

大切な存在をなくして、心や身体が辛くなったりした時に、インターネットを検索してリヴオンを見付けて連絡をくださる方がたくさんいます。そんな方々が電話やメールでまず話をしたり、出会うのは、事務局のスタッフです。はじめて出会うリヴオンの存在。ちょっとでもほっとしたり、安心して、話してほしい・・・そんな想いで接しています。

また、リヴオンの事業は多岐にわたっています。大切な人をなくした若者が様々な想いを聴き合う場「つどいば」や、小中高校生に届ける死から学ぶ「いのちの授業」、グリーフケアに関心のある様々な立場の方がつどいグリーフケアを共に学び合う「いのちの学校」、その他宗教関係や医療関係の方々と共につくる研修や講座など・・・、多様な事業やそれをつくるメンバーと連携し、横のつながりを育むことも事務局の大切な仕事です。

いつ、どこで、どのような形で大切な人をなくしても、その人が必要とするサポートを確実に得られる社会の実現に向けて、共に考え、共にそのような社会をつくっていきたいというスタッフを募集します!

 

◆事務局スタッフの役割

 

①リヴオンの窓口になる

メールや電話対応、講演の受付や当日までの準備、講座の受付や入金確認等

②リヴオンの土台を支える

会計入力、キャッシュフロー作成、決算書類の作成、補助金申請や報告等
業務契約書の作成、社会保険や労働保険関連、セールスフォースによる顧客管理、給与や報酬の支払業務、書籍の在庫管理等

③リヴオンのつながりを育む

広報、ファンドレイジング、メールレターの発行、リヴオン内のコミュニケーションサポート等

 

 

 

◆一緒に活動するスタッフからのメッセージ

 

リヴオン事務局 但馬 香里

私がリヴオン事務局となってから7年が経ちました。

最初はグリーフについて詳しく知りませんでした。当時東京で開催していた「いのちの学校」に参加したり、様々な講演や講座で話を聞いたり、一緒に勉強する中でグリーフについて少しずつ知っていきました。喪失には様々な種類があって死別だけではないと知れたこと、過去の喪失体験のひとつひとつが今の自分を作っている要素になっていたことに気が付けたことは、自分の人生にとって大きな意味がありました。

事務局の仕事は、多岐にわたります。ひたすら数字と向き合うような地道な業務も多いです。でも、その作業やその数字はリヴオンが目指しているグリーフサポートが当たり前にある社会へ繋がっています。それは、大きな企業の中で目標ややる気を見失っていた過去の自分にはなかった喜びのような、内から溢れてくるやりがいを感じさせてくれています。

「リヴオンの書籍を読んで気持ちが救われました」「まわりの人にもぜひ学んだ事を伝えたいので講演会を開きたい」「大事な人をコロナで亡くしたのに誰にも話せなくて・・・」「グリーフの勉強をしてみたい」など、事務局にはお電話やメールで様々な声が届きます。

毎日たくさんの方とやり取りをする訳ですが、ほとんどの方のことはお顔を知ることもなく過ぎていきます。それでも、やりとりの中で感じられる優しさやあたたかさ、熱意や想い。その人たちとの間に生まれるあったかいつながりが、事務局を続けてきた中での宝物です。

他にも言葉を大事にすること、自分やまわりの人を大切にする働き方、チェックイン&チェックアウトの文化など・・・たくさんの事を学びました。そして何より、素敵な仲間との出会い。リヴオンには、様々な事業に携わる多くのメンバーがいます。事業を横断して、たくさんの仲間と共に過ごせるのは事務局の特権でもあります。

私は、ボランティアで不登校の子どもたちや外国につながる子どもたちのためのフリースクールで塾長をしています。フリースクールに通う生徒さんたちは様々な喪失体験を抱えていて、多くのグリーフの影響があることも感じています。そんな子どもたちにグリーフの情報やセルフケアの大切さを伝えていきたいという夢も生まれました。

リヴオンでの7年は私にたくさんの仲間と学びを与えてくれました。それは少しずつ得てきたものです。グリーフのことをまだよく知らないという方も、自分には死別経験がないという方も、安心して応募してください。お待ちしております。

◆募集要項

 

事務局 事務スタッフ

業務内容:メール・電話応対、外部からの講演受付、自主開催の講座などの受付、メールレター(お便り)発行、会計、月次監査、年次監査、広報、人事、ファンドレイジング等。

※やる気があれば、様々な事業に関われる、様々なことを学べます!

 

勤務地と勤務時間の目安:

毎週水曜日10時〜15時に、リヴオン事務所 ohana(荒川区)
とリモートワークで週5時間程度

※勤務形態、曜日や時間など、ご希望がありましたらご相談ください。

※リヴオン事務所 ohana
東京都荒川区荒川4-25-8-603(メトロ千代田線/京成線「町屋」駅より徒歩7分)
アクセス→https://www.live-on.me/info/

 

勤務期間:

2023年秋より(研修含む、年度ごとに契約)

 

必須スキル・経験:

・社会人経験が3年程度
・業務の遂行上、必要なパソコンスキル(Word、Excel、PPTなど)
・オンラインでの顔を合わせたミーティングができる(Zoomなど)

 

歓迎スキル・経験:

・助成金申請経験者
・顧客情報管理システムSalesforce
・公益社団 / 財団法人での事務や経理経験

 

給与:

時給1,200円
※但し、研修期間(3ヶ月程度)は1,150円
※交通費支給あり・有給あり

 

募集人数:

1~2名程度

 

募集〆切:

10月31日(火)
※期間を延長しました

 

◆採用の流れ

 

申し込みフォームに入力

オンラインでの一次面接

対面(またはオンライン)での二次面接

本採用

※面接は、一方的に審査をするためのものではなく、応募者の方とリヴオンのメンバーの双方がお互いのことを知り、一緒に活動していけるかを模索していくために行います。

 

◆よくあるご質問と回答

 

・遠方に住んでいても応募できますか?

→ohana(リヴオン事務所・東京都荒川区)へ毎週水曜日に通勤できる方にご応募いただけると嬉しいです。

 

・身近な人を亡くしたことがないのですが、大丈夫ですか?

→誰しも、死別に限らず、喪失体験とその影響のグリーフは経験をしているので死別経験があってもなくても大丈夫です。経験の有無ではなく、相手の想いを大切に聴くことをリヴオンでは大事にしています。

 

ご応募はこちらのお申込フォームより

 

 

◆リヴオンのメンバーに聞いてみた!

リヴオンらしさとは??

 

それぞれの想いや願いを大事にする。
ジャッジしない。
心がぽかぽか。

事務局/かおり

″まま″を受け止めてくれる。
安全な場所。

事務局/悠乃

ともに過ごす相手の背景や土台を、勝手にいじらず、慮り、大事にする人たち。
しんどい、苦手と言っていい。
ゆるくつながりながら、育ちあう。
リヴオンって文字を見たり入力したりするだけでも、心の奥があったかくなる。
ロゴに注目。大事にしたいことがいっぱい入っている。
あり方を大事にできる。
「そうか、これでいいんだ」を教えてくれた、くれる。

いのちの学校/ちーちゃん

やさしい。ほっとする。ぬくもり。パスを出せる。

つどいばスタッフ/みっちゃん

温かい。丁寧。無理をしなくていい。しんどい時はお互い様。優しい。ゆっくり。
お手伝いしているのか、癒されに来ているのか分からなくなる場です。

つどいば広報協力/りささん

ままに、ほっこり、ふんわり。
聴いてもらう、聴かせてもらうことを体感できる。
日常と非日常を溶け合わせてくれる。
日本各地に仲間がいる。

年越いのちの村/はな

”その人のいまを大事にする”

『コロナ下で死別を経験したあなたへ』/れい

卵が孵るにも、種が芽吹くにも、環境の条件がそれぞれにあるように。自分の感性を「ままに」出せるという場は、とても貴重です。
ひなが内側から殻を破って出てくるのは、卵を包むあたたかさに安心できたときなのでしょう。あたたかい安心の場であり、思いを共有できているということはチームの要で、わたしも安心して、自分の言葉や感覚を発することができています。

遺品整理/せい

根拠のある丁寧さ。
優しさ。
場や社会のニーズに対する柔軟性、適応性。

マインドフルネス講座/のりちゃん

「つながりを大事にする」のはリヴオンらしいのかなと感じています。

デザイナー/あっきー

ひとつひとつ、振り返ることを大切にする文化と仕組み(KPT)

代表/てるみん