死別を経験すると心がしんどくなったり、病気をしたり、家族がばらばらになったり、お金がなくなって中退しそうになったり・・・。あらゆる問題をいっぺんに抱えます。
からまった問題を丁寧にほぐしていき、一緒に考える。その人が自分の人生を生きていくところまで。そんな支えが、グリーフサポートだと思います。そして、ただ支えるだけでなく「エンパワメント」に。
その人の中にすでにある回復力や希望を生み出すための、つながりと場を、提供できればと、リヴオンは願いながら活動しています。
一般社団法人リヴオン 代表理事
尾角 光美
19歳で母を亡くす。あしなが育英会で病気、災害、自殺、テロ等による遺児たちのケアに携わる。2006年自殺対策基本法制定以後、全国の自治体、学校などから講演、研修の講師として呼ばれ、自殺予防やグリーフケアに関して伝え広める。2009年「グリーフケアが当たり前にある社会」の実現を目指してリヴオンを立ち上げる。大阪府や京都府の自殺対策推進協議会等のメンバーとしても、自死遺族支援のリーフレット作成や条例の制定に関わる。石川県小松市勝光寺における「グリーフサポート連続講座」が認められ、寺院とNPOの協働を表彰する浄土宗第5回「共生・地域文化大賞」にて「共生優秀賞」受賞。日本財団国際フェローシップのフェロー5期生として英国に留学、2018年ヨーク大学大学院国際比較社会政策修士号取得。単著『なくしたものとつながる生き方』(サンマーク出版)共著『自殺をケアするということ』(ミネルヴァ書房)。
2012年に夫を交通事故により亡くす。翌年リヴオンと出会い「いのちの学校」「ファシリテ―ター養成講座第一期」を修了。現在、全国の自治体、学校、仏教教団における講演や研修の講師に呼ばれている。またリヴオン主催の「いのちの学校」「ファシリテーター養成講座」「僧侶のためのグリーフケア連続講座」も企画から運営まで携わる。『かぞくのじかん』(婦人之友社・2015年春号)に「夫が私たち親子にのこしてくれたもの」をテーマに執筆。
詩人・NPO法人こえとことばとこころの部屋代表。「釜ヶ崎芸術大学」創設者
株式会社ウエダ本社 代表取締役。新たな価値創造を目指す「京都流議定書」主宰
組織基盤を整えるのに重要なファンドレイジング担当理事を務める
幹事。ニュージーランド勅許会計士。リヴオン前身「101年目の母の日」寄付者第一号!
事務局を務める。不登校生への学習支援などのボランティアをしながら、生きづらさを抱える子どもたちを支える活動をしている。
早稲田大学大学院生。20歳の時にガンの母親を在宅看取りをし、年越いのちの村の参加をきっかけにつながる。
顧問税理士でリヴオンの会計を丁寧に月次監査してくださっているパートナー
リヴオンのロゴに始まりチラシや名刺等、表現を裏方で支えるデザイナーのパートナー
さまざまな分野の
つなぎ手としての役目
一年に一度、事業報告書「リヴオンしんぶん」を発行しています。マンスリーの寄付会員「ohanaメンバー」の方には印刷物をお届けしています。バックナンバーはこちらかたお読みいただけます。
リヴオンしんぶんバックナンバー年表 | ||
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2008年5月 | 母の日プロジェクト 誕生 文集『101年目の母の日~今、伝えたい想い~』発刊 |
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2009年2月 | リヴオン 誕生 「101年目の母の日プロジェクト実行委員会」を引き継ぎ設立 |
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2009年4月 | 書籍『102年目の母の日~亡き母へのメッセージ~』(長崎出版)編著 | |
2009年9月 | 自死遺児支援スタート つどい 第一回YES for Life 開催 |
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2010年6月 | 文集『それでも生き続けるー自死遺児達の想いー』発刊 | |
2010年9月 | 社会起業家を支援するNPO ETIC.のSocial Venture Startup Market 1期生に選ばれる | |
2010年11月 | グリーフサポート連続講座を寺院と初めて協働して開催 | |
2010年12月 | 年越いのちの村を大阪・應典院にて初開催 | |
2011年3月 | 書籍『大切なひとをなくしたあなたへ』発刊 東日本大震災被災地にて7,000部 松栄堂さまによるお香とセットで配布 |
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2011年12月22日 | 一般社団法人リヴオンとして法人を設立 故山本孝史(元参議院議員)のご命日に合わせて |
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2012年4月 | いのちの学校@石巻(全12講)が開講 | |
2013年11月 | 「ダライ・ラマ法王と若手宗教者100人のつどい」@増上寺を開催 | |
2014年11月 | 僧侶のためのグリーフケア連続講座in名古屋が開講 | |
2015年3月 | ファシリテーター養成講座第一期が開講 | |
2015年7月 | 僧侶のためのグリーフケア連続講座in東京が開講 | |
2016年1月 | ファシリテーター養成講座第二期が開講 | |
2016年5月 | 僧侶のためのグリーフケア連続講座in北海道が開講 | |
2017年3月 | 子ども・若者のグリーフケアプログラムを学ぶ連続講座 開講 | |
2018年2月 | 僧侶のためのグリーフケア連続講座in静岡が開講 | |
2018年10月 | ファシリテーター養成講座第三期が開講 |
主な受賞歴 | ||
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2008年5月 | 内閣府・地域社会雇用創造事業交付金事業「ソーシャルビジネスエコシステム 創出プロジェクト ソーシャルベンチャー・スタートアップマーケット」採択 |
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2011年9月 | 第27回東京キワニスクラブ青少年教育賞「最優秀賞」受賞 |
Live on(リヴオン)とは「生き続ける」
という意味です。
何が生き続けるのか。
亡くなった人たちのいのち
私たちのいのち
が生き続けるという願いをこめています。
団体概要 | ||
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団体名 | 一般社団法人 リヴオン | |
法人設立年月 | 2011年12月22日(任意団体 2009年2月設立) | |
所在地 | 〒116-0002 東京都荒川区荒川4丁目25番8 603号室 | |
連絡先 |
電話 03-6806-7180 メール info@live-on.me |
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代表理事 | 尾角 光美 | |
理事 |
上田 假奈代(NPO法人ココルーム代表) 岡村 充泰 鴨崎 貴泰 水口 陽子 |
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監事 | 長谷川 ロアン |