「つどいばスタッフのつどい」レポート

こんにちは、みっちゃんです。

「つどいばスタッフのつどい」をレポートします。2月にしてはあたたかく、時折雨がさぁーっと降る音が心地よい日に、京都のちおん舎さんで開かれました。

 

久しぶりに対面でそろったつどいばスタッフ。それぞれの変化や日常のちょっとしたうれしい出来事を話しながら、チェックインから始まりました。対面で表情をみながら言葉を交わせるのは、心の温度がちょっぴり上がります。コロナ影響下のもと、この4年で気づかされた人のつながりですね。

 

まずは、これまでのつどいばで、良かったことや、もう少しこうしたらいいなということを振り返りました。スタッフの役割を分担したり、SNSや広報で工夫したこと、参加者さんへのフォローについても話し合われました。具体的には、顔を出すのがしんどい時にはオンラインでアバターを使う案がでたり、認知度を上げていくためにSNSの頻度をあげる等、新しいアイデアもうまれました。また、来年度に向けて新しいパンフレット用の写真撮影もなごやかな雰囲気の中で行いました。

 

さらに、自分の「この一年の振り返り」と「これからの一年」を思い浮かべながら、手を動かし、折り紙をびりびりやぶいて貼ってみたり、色鉛筆でぬってみたり。それぞれ思い思いに表してみました。

私のこれまでの一年は画用紙をぐちゃぐちゃっとして、よれよれ感を表現。仕事に家のことに忙しい毎日、だけど、だからこそ出あえた人たちもいて、振り返ってみるとそんな周りの人に支えられてきた一年だったことをふと感じました。

これからの一年は、調整。整えるということを考えています。枝葉があちこち自由に伸びる大きな大きな木を表現して、そこにたくさんの人から貰う気持ちのプレゼントが小枝に留まっているイメージをしました。そのプレゼントを鳥になって、時々開けては自分に気付いていく、そんな年でありたいなという気持ちをこめて、この一年をゆるやかに楽しみたいと思っています。

リヴオンの研修やつどいばでは、こうして手を動かす非言語の表現、そのあと言葉にして言語化することを大切にしています。そうすることで、自分でも気づかなかった内側の気持ちにはっとすることがあります。また、他の人の話に耳を傾けると、違いをめぐみに感じたり、思いが重なりあたたかな気持ちになることもあります。

 

そんな一つが、スタッフちーちゃんの表現。とてもすてきで、思わずわぁーっと歓声があがったほどでした。リヴオンで大切にしている言葉「ままに」を真ん中に持ってきた色とりどりの紙。出会っていく人との間に「ままに」過ごせる時間がありますように、けど、「ままに」できないこともあるかもしれないよね。みんなが花を咲かせていってほしい、でも、咲かせないこともあるよね。誰かが自分を見ていてくれる、そして、自分も誰かを見ている。ままでいいんだよ、そんなあたたかいメッセージが広がっていました。

春から引っ越したり、環境が変わったり、新たな関わりへと変化するスタッフへ、みんなでささやかながら「いってらっしゃい」「おめでとう」「これからもよろしくね」の気持ちをこめてお祝いをしました。ケーキを目の前に考えていたこと。一昨年のつどいばスタッフの研修中はみんなマスクをしていて、こんな景色が見られる日がくるとは思っていませんでした。

つどいばで、ともに過ごした時間のこと、引越し先や家族のこと、これからもこの場に関わりたいという思いを語りながら、マスクを外して、一緒に同じ釜の飯じゃないけど、同じケーキを食べられる幸せに、ささやかながら大きな喜びを感じました。ただ、ともに過ごした時間がうれしいだけではなく、仲間の日常を少し感じて、理解し合えることで、このつどいばに、また一年、また一年と、層のようにやさしさが積み重なっていく姿が見えたような気がしました。