岐阜 いのちの学校 第5講

みなさんこんにちは。「いのちの学校 in 岐阜」でファシリテーターを担当している五藤広海です。会場となっている光蓮寺の副住職でもあります。

先日、2020年2月9日に、いのちの学校の第5講『「私を知らない私」を知る』が開催されました。

いのちの学校は、第4~6講の3回を通してセルフケアについて学んでいきますが、その中でもこの第5講は「自分自身のありのままを知る・見つめる時間」を中心とした回になります。

なんだか難しい印象がありますが、いろいろなワークを通して「取り組んでみてわかること」がたくさんある回なので、人によって差はあるかもしれませんが、楽しみながら学べる内容になっています。

今回は、実際にどんなワークに取り組んでいるのかをご紹介したいと思います。

◆ジョハリの窓
まず、最初に「子どものころ〇〇さんはどんな人だった?」とか「お金があったら〇〇さんは何をしたい?」という、お互いがお互いにどんな印象を持っているかを、「ジョハリの窓のカードゲーム」というゲームを使って確認していきました。
「当たってる!」とか「そう見えるんだ」と、お互いが初対面の人が多い中、盛り上がりながら、このゲームの元となった「ジョハリの窓」がどんなものなのかについて学んでいきました。

◆Who are you?
続いて「Who are you?」という二人一組で、お互いに「あなたは何者ですか?」と問いかけ、答えるワークに取り組んでいきました。

このワークは「自分が自分自身をどう捉えているのか」を探っていくもので、参加者の方からも「普段はこんなことを問われたりしないから、よかった」という声も。

◆最高の体験インタビュー
最後に「最高の体験インタビュー(ハイポイントインタビュー)」というワークで、お互いの人生の最高の体験をインタビューし合い、発表し合うというワークに取り組みました。

グリーフを抱えていると、自分のグリーフではない部分、輝いてる部分を忘れていたり、また、問われることがないと「自分の強み」を意識することもなかなかないかもしれません。
でも、普段は見えてない部分も「自分自身の一つの姿」と知ると、それがセルフケアのヒントになったり。

今回は、コロナウィルスやインフルエンザが流行ってる影響からか、いつもに比べて参加者の方も少ない印象でしたが、ひとつのテーブルを囲んで、ファシリテーターも一緒にワークに参加しながら、お互いの温もりを感じる時間が過ごせたのではないかと思います。

また、なにより今回は「グリーフではない自分を誰かと共有することの心地よさ」を僕自身も参加者の一人として感じながら、過ごすことができました。

★次回予告:第6講「自分自身を大切にする」
日時:3月14日(土)15:00~
場所:岐阜県可児市瀬田718 光蓮寺
※申込み不要

次回もワークを中心として、これまで行ってきた自分自身へのケアについて振り返ったり、ケアの種類について学び、これからのセルフケアをみんなで探していく内容になっています。

申し込み不要で、一講座のみの受講が可能ですので、ご関心ある方はぜひ足を運んでみてください。