自殺をケアするということ

『自殺をケアするということ』ー「弱さ」へのまなざしからみえるものー(ミネルヴァ書房)

同志社大学社会学部社会福祉学科の木原活信教授のもとで開かれていた「自殺とケア」研究会のメンバーがそれぞれ分担執筆し、編み上げた一冊。メンバーの多くは博士としてそれぞれの専門テーマ(アルコール依存と治療共同体、キリスト教福祉、スピリチュアルペイン、自死遺族支援などを究めており、かつソーシャルワーカーや、臨床心理士として現場でも活躍している。

「自殺」と「ケア」というテーマについて、「弱さ」に視座を起きながら、弱さの中にある力や、弱さがもつ創造性などにも着目して書かれている貴重な一冊。

リヴオン代表の尾角も、研究会のメンバーの一人として、第1部 第2章「グリーフを抱えて生きるー『弱さ』を出せる『強さ』」というテーマで執筆した。

自殺予防、自死遺族支援に関わる人、またグリーフケアに関わる人にもおすすめしたい。

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