【告知】医療者のためのグリーフサポート講座〜アーカイブ動画受講

リヴオンとキャンサーネットジャパンで共催しております「医療者のためのグリーフサポート講座」
アーカイブ動画による受講」の受付を開始いたしました。

「医療者のためのグリーフサポート講座」(略称:医療者GS講座)【アーカイブ動画での受講】お申込みページです。

【視聴期間】
2025年1月31日(金)17:00まで
*Youtube(限定公開)を利用してご視聴いただきます。

【募集期間】
アーカイブ動画での受講:2024年9月11日(水)〜2025年1月25日(土)23:59

【講座内容】
2022年5月にキャンサーネットジャパンさんと共催で行った「医療者従事者向け グリーフケアプレ講座〜今、死別を経験する人たちに、医療者ができること」を開催し、大変お待たせしましたが、その本講座をようやく開講いたしました。2024年5月20日にお試し講座(2022年プレ講座に該当)を開講し、6月から8月まで基礎講座の3回を開講したのですが、ご好評により、アーカイブ動画の受講を開始いたします。

■ お試し講座(2時間15分)

プログラム:基礎講座の凝縮版になります。グリーフについて広く伝え広めてきた尾角より「グリーフの基礎を学ぶ」と「医療従事者ができるグリーフサポート」に関する講義と、緩和ケアの現場から、医師である岩瀬より「私が医療者にグリーフを考えてほしい訳」と題してメッセージをお届けします。

対象:医療に関わる方ならどなたでもご受講いただけます。

■ 基礎講座(1講座 1時間50分×3回)

対象:2022年開催「プレ講座」、または2024年開催「お試し講座」にご参加いただいた方、またはアーカイブ動画受講をされた方。

第1講 「グリーフの基礎」
第2講 「自分自身を知るセルフケア」
第3講 「医療現場でできるサポート」

プログラム:グリーフとはそもそもどのようなもので、喪失から生まれる影響、反応にはどのようなものがあるのか。またそのプロセスや個別性の理解を深めます。他者のグリーフを支えるために、土台となるのは自分自身であることから、自分を知ること、セルフケアを大事にした学びをお届けします。最終的にこの講座が終わったあと、現場に何を持ち帰れるのか。実践的なサポートの手がかりが得られるような内容になっています。

基礎講座は修了レポートを提出いただくことで、修了証を発行いたします。修了いただいた方には、2024年10月26日開講される、聴く、対話の力を学んだり、より具体的に実践に活かせる学びの臨床実践講座(対面講座で東京で3回)をご受講いただけます。(※定員に余裕があるかぎりお申し込みいただけます。修了レポートご提出〆切は10月16日)

【お申し込み】Peatixよりお願いいたします

【受講料】すべてアーカイブ動画によるものです

お試し講座のみの受講  4,500円
基礎講座のみの受講(一般)45,000円
基礎講座のみの受講(団体/グループ・学生割引)40,000円
お試し+基礎講座の受講(一般) 49,500円
お試し+基礎講座の受講(団体/グループ・学生割引)44,500円
*団体/グループ割引は2名以上の方がお誘い合わせの上、お申し込みいただいた場合適用されます。

*受講キャンセル、ならびにお支払いいただいた受講料の返金はお受けかねますので、ご承知置きください。

【アーカイブ動画の視聴方法】
お申し込み時にご入力いただくアドレス宛に、メールで特設ウェブサイト(動画視聴リンク含)を送付いたします。

★参加者の声★

・グリーフに関して系統的に学ぶ場は少ないので、コンパクトにまとめていただけて、貴重な機会だった。また、家族の立場からの言葉や、グループワークで地域や立場が異なる受講者と意見を交わす時間があったことも貴重だった。(医師)

・これからの教育のために、フリーフケアの理論と実践の双方を学びなおすことができた。私自身が、教育の現場にいることもあって、実践よりも最新の理論を学べたこと、当事者の声を聴けたことがよかったです。(看護師・教員)

・グリーフを難しく考えすぎて一歩を踏み出せなかったと気づきました。そしてこの講座を受講することで、タイトルにあった通り「泣いていいんだ」と自分自身が癒されました。レポートに書いたことを実現できるようにがんばります。 (看護師)

 

◆ 私たち講座をつくっています

中井 美穂(なかい みほ)
(アナウンサー/CNJ理事)
元フジテレビアナウンサー。「プロ野球ニュース」など多くの番組に出演。フジテレビ退社後、97 年から「世界陸上」のメインキャスターを務める他、映画・演劇関連の司会など幅広く活躍。 2018年NPO 法人キャンサーネットジャパン理事に就任。グリーフケア関連含め市民公開講座の司会などの活動をしている。本講座では全体の司会、ファシリテーションを務める。

岩瀬 哲(いわせ さとる)
(埼玉医科大学病院 緩和医療科 教授/ CNJ 理事長)
1994年埼玉医科大学卒業。埼玉医大総合医療センター第一外科、東大病院緩和ケア診療部、東大医科研病院緩和医療科を経て、2017年10月より現職。緩和医療学、地域医療学が専門。元ボクサー。座右の書は「葉隠聞書」。 JAZZはダラー・ブラントの「アフリカン・ピアノ」。リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」に影響を受け「進化医学」も標榜している。2018年4月より埼玉医大病院救急科兼担教授となり、2025年問題に取り組んでいる。

今井 洋介(いまい ようすけ)
(長岡西病院 ビハーラ病棟 緩和ケア科部長/日本仏教看護・ビハーラ学会会長)
1967年生まれ。医師・医学博士。新潟県立がんセンター新潟病院 内科部長。91年より新潟大学医学部よろず医療研究会主催。「癒しのネットワーク」出版。「患者の視点で、全ての医学を平等に選択できる診療所」を理想とし、よろず医療相談所を試みる。血液悪性腫瘍を中心に、化学療法、造血幹細胞移植、分子標的療法が効きそうな病気全てを診療。再発防止のため、よろず医療ネットワークを頼りにしている。

丸山 美香(まるやま みか)
(新潟県立がんセンター新潟病院 看護部参事/ がん看護専門看護師)
2009年にがん看護専門看護師に認定される。その後複数の新潟県立病院でがん患者さんとご家族のケアに携わる。2024年4月から新潟県立がんセンター新潟病院看護部長室に勤務し、緩和ケアチームに所属している。

尾角 光美(おかく てるみ)
(一般社団法人リヴオン 代表理事/バース大学大学院死と社会研究所 博士候補生/国際比較社会政策学修士)
19歳で母を自殺により亡くし、2006年から全国の自治体、寺院、学校などで講演に呼ばれ、2009年リヴオンを立ち上げる。母の日プロジェクト、遺児支援、僧侶や医療者の研修や教育、小学校から大学までの「いのちの授業」など、活動を広げてきた。「グリーフケア・サポートが当たり前にある社会の実現」を目指し、活動している。近著に『なくしたものとつながる生き方』(サンマーク出版)。平成28年度 厚労科研「小児死亡事例に関する登録・検証システムの確立に向けた実現可能性の検証に関する研究」のグリーフケアについて担当。国際比較社会政策学修士。英国バース大学大学院「死と社会研究センター」・社会政策学博士課程に在籍し、ヤングアダルト期の死別の社会経済的影響を研究中。

◆ ポスターに込められたもの
四国こどもとおとなの医療センターのホスピタルアートディレクターを務められている森 合音(もり あいね)さんのお力をお借りし、リヴオン設立当初からのパートナーであるデザイナーの坂上 彰啓(さかがみ あきひろ)と共に制作をしました。森さんのファシリテーションのもと、主催する医療者、メンバーの一人ひとりの想い「こんな社会だったら…」という願いを聞いていきながら、その後に、それぞれに「涙のしずく」を描きました。集まったしずくと、医療者らの声をもとに、相談を重ねながら、できあがったのが今のポスターです。

「医療者はプロだから泣いてはいけない」と思ってきた方も多くいらっしゃるとは思いますが、自分の涙、痛み、グリーフ、感じていることを大切にすることは、目の前にいる患者さん、ご家族、そして一緒に働いている仲間を大切にすることに通じていきます。喪失がたくさん生まれる医療現場だからこそ、自らの、他者のグリーフを大事にできるような学びをみなさまと共にできれば幸いです。

■ プライバシーポリシーについて

一般社団法人リヴオン / 認定NPO法人キャンサーネットジャパン

【お問い合わせ】
運営:一般社団法人リヴオン
TEL:03-6806-7180(月・金10-15時、水 10-17  祝日除く)
E-mail:m.liveon@gmail.com

主催:一般社団法人リヴオン/ 認定NPO法人キャンサーネットジャパン