こんにちは。
千葉県東金市で介護の仕事をしています。
今西美江です。皆さんからは、みえちゃんと呼んでいただいております。
よろしくお願い致します。
今回、「いのちの授業」の講師養成研修を受講し、レポートのブログを担当させていただくこととなりました。
思いきって手を挙げたものの、とっても緊張しております。
今回のこの研修を進行して下さったのは
尾角光美さん(てるみん)、寺中祥吾(アンディ)さん、直井知枝さん(ともさん)の3人です。
最初に進行役のみなさんが、「自分を一言であらわすとしたら?」という問いに答えていらっしゃったことで、
どのような方々がこの場を作ってくださっているのかを最初に知ることができて、親近感と安心感に繋がりました。
その後は受講生も、「チェックイン」といって、場の空気をやわらげ今の自分自身の状態を知るためのワークからスタートしました。
いくつかのイラストから今の自分に当てはまるものを選んでいきました。
私が選んだものは、イラストのキャラクターが手を広げて何かを放っているように見えたので、
これから子供達に想いを届けていきたいという気持ちからそのイラストを選んだのですが、
他の方で、同じイラスト選んだ方がいらしたのですが、私とは逆に何かを「受け取る」という表現をされていて、
一つのイラストでも人それぞれに感じ方が違うんだなぁと知り、面白かったです。
その後はてるみんから、講師研修にあたり今後のスケジュールや内容の説明、大切にしてることなどのお話がありました。
てるみんが紡ぐ言葉の一つ一つから、リヴオンがこれまで歩んできた年月、そして積み上げてきたものの大きさと想いの深さを感じることができました。
そして仲間と出会う時間。
グループに分かれて自分をあらわす何か(モノ)や、ちょっとした自分にとって大事な何かをとってきて紹介し合うというワークを行いました。
私のグループは3人で、私以外のお2人は男性でした。
私は亡くした両親の写真を持ってきて語り、ほかのお二人は、仕事着のことであったり好きな野球チームのアイテムであったり、
個性豊かな表現の場となりました。今の私を1番表現できるものをお伝えし、みなさんの大事なモノも教えていただき、
とても和やかに場が進み緊張もずいぶんほぐれ、実際に対面研修でお会いするのが楽しみになりました。
その後はリヴオンと出会う時間。
事前に課題として出されていた動画を拝聴し、心に残っていることをチャット欄に挙げていきました。
中でも受講生の方のお一人が「てるみんのたくましさ」というところが心に残っているとおっしゃっていたところから、
てるみんが「私はそんな風に自分のことを思っていなくて、自分は活動に生かされてきたと思っている」とお話しされていたことには、驚いたのと同時にとても感動しました。
なので、てるみんのお話をきいて、確かに私も、自分が今生きているのは、周りに生かされてきた、それは目に見えるような誰かの支えだけでなく、その時の状況や、環境、役割、さらには日々の些細な生活あっての今だなと思いました。
いのちの授業と出会う時間
いのちの授業の内容のポイントや講師として登壇するための前提のお約束事のお話
そして話をする時の「あり方」ついてのお話しがありました。
実際に、てるみんの「いのちの授業」を実際に体験しながら、きくみる(観察)のポイントを観察し、それをグループワークで仲間と共に共有していきました。みなさんとても細かいところまで観察されていました。
そして、いのちの授業のポイントと様々なグラウンドルールの学び。
中でも、自己紹介については相手(生徒)との信頼関係を作るための第一歩として、自分の物語や想い、当事者として話すということの大切さを学び、実際に2人1組になり、自分が何者でどうして子供達にリヴオンのいのちの授業を届けようとしているのかについて、お互いに聴き合うワークの時間が与えられました。
ペアだった方のお話しに心がとても吸い込まれ、お話しの上手さというよりも、当事者としての実感や想いのこもったリアルな言葉に心打たれました。私自身は、話がまとまらなかったような気もするのですが、お相手の方がとてもよく伝わりましたよと言って下さり安心しました。まだまだ自己紹介については自分の中でまとまっていないので、もう少し整理していきたいなと思います。
そして、いのちの授業における「大切にしたいこと」の学び。
・生と死は自然な一部
・死のタブー視を超えていく
・死や死別の自分ごと化にしていく
というお話しとグリーフワークの紹介がありました。
自分にとって支えになったグリーフワークやエピソードを話すことや、母の日プロジェクトはグリーフワークの一部として紹介すること、
それは喪失を大切にする支えを届けることになるなどを学びました。
最後に次回までのホームワーク課題をもらい、チェックアウトとなりました。
最初のチェックインの時と同じワークです。
私は、最初と同じイラストを選んだのですが、最初の時とは少しイメージは変わりました。
チェックインでは放つ、届ける、というイメージが強かったのですが、
チェックアウトではそれだけではなく、子供達の気持ちも同時に受け取ってゆくイメージと、
そして今回は学び多かったので、「学びを受け取る」という感覚でこのイラストのイメージを捉えました。
まとめ
研修の初回、盛りだくさんの学びの場でしたがこうしてブログに書かせていただくことで頭の中がとても整理されました。
そして、今回このいのちの授業の研修を受けて、改めて今の自分の状態を客観的にみたり、
自己紹介をする上で自分の生い立ち改めて振り返ることができました。
また、とても優しい言葉で綴られているいのちの授業のお話しでしたが、その内容はとても奥深いものです。
今も何度も動画を見返して、その伝えたいことの意味や感覚を自分の中にダウンロードする感覚できいています。
次回の研修が楽しみです。
ここまで読んで下さりありがとうございました。