【報告】いのちの授業の認定講師たちがデビュー!

今年も残すところ、4日となりました。15周年を迎えた今年、おかげさまで、みなさまにたくさんの応援をいただき「いのちの授業」の認定講師が16名誕生しました。

2024年2月28日から4月15日にかけてクラファンを実施し、自殺予防教育と、自死遺児支援の情報提供のために、みなさまから寄せられたお気持ちをもとに、講師研修への参加者を募り、選考、研修と試験、面接を経て16名の認定講師たちが、北は北海道から南は熊本まで、全国に生まれたことになります。

そのうち、4名の講師が11月と12月にデビューをしました。

第一弾は11月25日 鴻巣市立箕田小学校にて、利代ちゃん。

「子どもにもっと近づき、もっとキャッチボールしたい」という想いを語ってくれました。

第二弾は11月27日 鴻巣市立川里中学校にて、ぴろちゃん。

次回への想いとして語ってくれたのが「今回、やっぱり昔の自分のような環境の子やヤングケアラーの子がいたら、なにか一言でも生きる力になったらと、さらに強く思ったので、メッセージとなるような、自分の例なども含めて入れ込んでいきたいと思いました」と。

第三弾は、鴻巣市立北小学校で、さとちゃん。

子どもたちからは笑いも聞こえてくるほっこり授業。「感情・気持ちの循環をもっとしたかった。」という想いを終わってから聞かせてくれました。

そして第四段は、鴻巣市立南小学校で、みえちゃん。

「この授業がどのくらい子供達の心に届いたかはわからないけれど、真剣に聴いてくれていた子達の目が心に焼き付いています。これからもどうしたらより多くの子供達にこの授業の想いを届けられるか、(先生たちの心にも届けられるように)ブラッシュアップを重ねてゆきたいと思います!」

ベースで伝える型はあるものの、それぞれが自分の物語を語っている姿に子どもたちも真剣に聞いていました。

一人ひとりが経験してきた喪失、グリーフ、死や生きづらさがあるからこそ、リヴオンのいのちの授業はつながることができるんだろうなと感じています。

「弱さを出せる強さ」という言葉が響いた子もいれば、「人に迷惑をかけない」という価値観は「人に頼ってはいけない」と≠(イコールではない)ということが印象にのこっている子もいれば、様々に反応をもらいました。

引き続き全国に届けてまいりたいと思いますので、みなさまお見守りよろしくお願い致します。来年、新年度の新規のお申し込みも大歓迎です!学校の子どもたちや、保護者や先生大人の人たちにも、たくさんの人とともに学ぶ場をつくってまいりたいと思います。