全国自死遺児500人調査 特別フォーラム 第2弾 「きょうだいを自死・自殺で亡くしたわたしたちの声」

全国自死遺児500人調査 特別フォーラム 第2弾
「きょうだいを自死・自殺で亡くしたわたしたちの声」

9月の頭に、全国自死遺児500人調査の第二弾の特別フォーラムを開催します!

日本では年間およそ2万人が自殺で亡くなっており、その背景には複雑な社会的・個人的要因が存在します。自殺により家族を亡くした子どもたちは、親やきょうだいを亡くした苦しさのみならず、語りにくさや孤立、社会的偏見など、二重三重の困難に直面することがあります。また子どもたちに親から本当の死因を知らされないこともあり、家族の信頼関係等に影響があることもわかっています。私たち一般社団法人リヴオンは、岡山県立大学の大倉高志准教授と共に、そうした子どもたちとその家族に必要な支援(グリーフサポート)のあり方を明らかにするべく「全国自死遺児500人調査」を実施しています。

2006年に自殺対策基本法が制定以来、自殺で家族を亡くした大人の遺族への支援は拡充されてきました。一方、自殺により親やきょうだいを亡くした遺児たちへの支援はまだまだ不足しているのが実情です。大人の自殺は減少傾向ですが、高止まりし続けてきた未成年の自殺者数は、昨年過去最高を記録し、きょうだいを亡くす子どもたちが増えていることも懸念されます。

本フォーラムは国の「自殺予防週間」(9/10〜16)を前に、子ども時代に、きょうだいを自殺で亡くした当事者の声を届けることから、身近な人の自死・自殺を経験した子どもたちのサポート、遺族支援について、共に考え、この社会でどのようなサポートが求められているかを一緒に探求したいと願っています。

※ 第一弾は「宗教者と考える自殺/自死で家族を亡くした子ども達に届けるグリーフサポート」をテーマに開催しました。

2.開催概要

日 時: 令和8年(2026年)9月5日(土)13:00〜15:00
  

会 場: 同志社大学 今出川キャンパス (〒602-0898 京都府京都市上京区相国寺門前町) 良心館RY106番教室

アクセスは、京都市営地下鉄「今出川駅」1番出口徒歩0分。

対 象: 自殺/自死、きょうだい支援、遺児支援、子どものグリーフサポートというテーマに関心のある方
(教育関係者、心理職、医療者、研究者、学生、市民、当事者等)

参加費: 無料

定 員: 約100名程度

形 式: 対面

アーカイブ視聴(イベント開催後一週間以内に、当日の動画を編集後配信、3週間ご視聴いただける動画を共有いたします)

主 催:一般社団法人リヴオン  岡山県立大学 保健福祉学部 現代福祉学科   大倉高志研究室 
同志社大学(木原活信研究室)

後 援:京都府(申請中)

 

お申込みはPeatixより

 

3.プログラム(予定)

はじめのあいさつ 同志社大学副学長・社会学部教授 木原活信

講演「きょうだいを自死・自殺で亡くしたわたしたちの声」
高木俊人(たかぎ としひと)
はるか

講演「自殺できょうだいを亡くした遺児・遺族の支援を考える」
岡山県立大学 准教授 大倉 高志

対談「身近な人の自死とグリーフをめぐる語り合い
〜自死をめぐる対話の活動と、若者のグリーフサポートの現場から〜」
森本康平、よだか

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終わりのことば・閉会

4.登壇者プロフィール

はるか 氏
18歳の時に2歳差の弟を自殺(先生からのパワハラ)で亡くす。現在は「安全な生徒指導を考える会」を作り、この課題に取り組んでいる。
はるかさんからのメッセージ:弟とは仲の良い2人きょうだいでした。あれから10年以上経ちますが、今でも弟がこの世にいないという実感が湧きません。当時は周りの同級生とは違う世界を生きている感覚で「この先どうしよう」と思いましたが、きょうだい遺族にはなかなか出会えませんでした。きょうだい遺族がどんな思いで、どんな人生を生きているのか、調査を通じて少しでも明らかになってほしいと思っています。

高木 俊人 (たかぎ・としひと)氏
高校1年生の時に2歳下の弟を亡くす。
高木さんよりメッセージ:その後大学進学とともに実家を離れてからは、のこされた家族全員で集まって過ごすことはほとんどありませんでした。それは弟の不在をよりはっきりとさせることにつながるからだったのかもしれません。大学院生の頃に大倉先生にお声がけいただき、調査に協力してきました。今回のフォーラムできょうだい遺族の経験をお話しすることで、調査活動の周知が進むとともに支援活動などの一助となればと思っています。

大倉 高志(おおくら・たかし)氏  岡山県立大学 保健福祉学部 准教授
京都大学 医学研究科 客員研究員、14歳(中学3年生)で父親を自殺で亡くす。企業、精神障害者施設、精神科病院などで勤務後、現職。精神保健福祉士、社会福祉士。全国自死遺児500人調査のリーダー。近著に『自殺で遺された家族が求める支援—偏見による苦しみへの対応—』ミネルヴァ書房(2020年公刊、2022年度 同志社大学社会福祉学会賞 学術研究部門 社会福祉研究賞受賞)

 森本 康平(もりもと・こうへい)氏 0歳で母を亡くした当事者
1992年生まれ。0歳のときに母親を自殺で亡くす。2021年の冬、自死遺族の友人が始めた、身近な人や大切な人を自死で亡くした人とSNS等で繋がって話をする活動に参加し、自死やグリーフにまつわる話題を扱う音声配信“wish you were hereの対話“をstand.fmで始める。遺族や支援者ら、10名以上のゲストとの対話を配信。一般社団法人リヴオンにて、“大切な人を亡くした若者のつどいば“のスタッフとしても活動。趣味はモルックの練習と散歩。 “wish you were hereの対話”. 著書に『自死とグリーフをめぐる語り合い』(創元社)

よだか 氏
1993年生まれ。精神保健福祉士。10歳のときに母を自死で亡くす。2021年11月に大学時代の友人(森本さん)とともに”wish you were here”の活動を始める。現在は、民間団体において教育相談・自殺相談事業に従事している。また、一般社団法人リヴオンでいのちの授業認定講師や「大切な人を亡くした若者のつどいば」スタッフとしても活動している。趣味は裁縫と編み物と恋愛リアリティーショー鑑賞。著書に『自死とグリーフをめぐる語り合い』(創元社)

5.問い合わせ
岡山県立大学 保健福祉学部 現代福祉学科   大倉高志研究室
E-mail t-okura@fhw.oka-pu.ac.jp

6.参考

調査に関するウェブサイト

★ 本フォーラムは、京都府令和8年度自殺対策事業補助金と、科学研究費助成事業 基盤研究(C)(一般)「0~19歳の時期に自殺で親やきょうだいを亡くした遺族を対象とした聞き取り調査」(研究代表者:大倉高志)からの助成金を活用して実施しております。

 

お申込みはPeatixより