リヴオンの「大切な人を亡くしたつどいば」でスタッフを務める森本康平さん、よだかさん、そして代表の尾角光美の3人で、新刊 『身近な人の自死とグリーフをめぐる語り合い』 を創元社さまより上梓しました!
「自殺/自死について語ること」をめぐる一冊
この本は、もともと森本さんが創元社note部で連載していた同タイトルのコラムをベースに生まれました。
森本さんとよだかさんが、自殺/自死で大切な人を亡くした当事者として、それぞれの経験や思いを発信し、対話を届けてきた音声配信 wish you were here についての話や、尾角を含めた3人での鼎談なども収録されています。
「自殺/自死で大切な人を亡くす」とは、どのような経験なのか。
その経験について、人と語り合うとはどういうことなのか。
そして、私たちの社会は、自殺/自死やグリーフについてどのように語ることができるのか。
当事者それぞれの経験や対話を通して、そんな問いについて考える一冊になっています。
20年前、「自殺で家族を亡くした」と公に語れる人は、まだごくわずかでした
私(尾角)が初めて講演に登壇したのは、2006年。自殺対策基本法が制定された年でした。
当時、自殺で親を亡くしたこと、家族を亡くしたことを公の場で語る人は、まだごくわずかでした。
それから20年。
本当に少しずつ、少しずつですが、さまざまな活動や団体が生まれ、政策もつくられてきました。草の根の活動から国レベルの取り組みまで積み重ねられ、自殺/自死で身近な人を亡くした人が声をあげたり、自らの経験を語ったりできる場も、以前に比べれば増えてきたと感じています。
一方で、一人ひとりの日常に目を向ければ、状況が大きく変わったとはまだ言い切れません。
「自殺で親を亡くしました」
そう誰かに伝えたとき、偏見のまなざしを向けられることが、今もなくなったわけではありません。
「かわいそうな人」として見られること。
「そんな亡くなり方をして……」と、亡くなった人や遺された人まで特別な目で見られること。
自殺/自死について語ることには、今もなお、ためらいや怖さを伴うことがあります。
「自死の話がタブーでない社会」へ
本書の帯には、精神科医の松本俊彦先生から
「自死の話がタブーでない社会」
という言葉を寄せていただきました。
自殺/自死について語ることを、誰かに強いる必要はありません。
語りたくない人が語らないことも、大切にされなければならないと思います。
その一方で、「話したい」と思ったときに安心して話すことができること。話したことで偏見を向けられたり、傷つけられたりしないこと。そして、亡くなった人について、ごく自然に語ることのできる社会であること。
この本が、そんな社会を少しずつつくっていくための一助になればと、3人で願っています。
出版記念キャンペーンを行います!
新刊の刊行を記念して、リヴオンの年度末である 2026年9月30日まで、出版記念キャンペーン を行います。
📚 出版記念キャンペーン
1.50冊限定・先着順で、著者3人のサイン入り本を販売します!
森本康平さん、よだかさん、尾角光美の3人のサイン入りです。
50冊限定となりますので、ご希望の方はぜひお早めにお求めください。
定価1,980円(税込)お申し込みフォームはこちらから
2.リヴオンの書籍やクリアファイルなどを3点以上お買い上げいただいた方は、送料無料でお届けします
対象商品は、現在販売中のすべての書籍と制作物です。
- 『身近な人の自死とグリーフをめぐる語り合い』(1,980円)
- 『真宗僧侶とグリーフ』(2,420円)
- 『グリーフケア基礎講座』(3,500円)
- 母の日の文集
『104年目の母の日』〜『111年目の母の日』ほか(全6種/各500円)
『102年目の母の日』(1,200円)
- 『コロナ下で死別を経験したあなたへ』(1,000円)
- セルフケア クリアファイル(500円)
この機会に、新刊とあわせてリヴオンの書籍やグッズもぜひご覧ください。
なおキャンペーン期間中のため、書籍のお届けには、数週間いただくことがございます。ご了承いただければ幸いです。

自殺/自死について、グリーフについて、そして大切な人を亡くしたあとを生きることについて。
この本を手に取ってくださった方のもとから、また新しい対話が生まれていくことを願っています。
