【告知】年越いのちの村2022⇒2023

2010年より実施してきました
大晦日から元旦にかけて1泊2日の
企画「年越いのちの村」。
大切な人を亡くした若者や
児童養護施設にいた子たちが
「しんどい」と感じやすい
年末年始の時間を分かち合う時間です。
この2年間は、実際の宿泊は取りやめて、オンライン開催をしてきましたが、
今年は、実際につどう形をとることにしました。
大切な人を想い、1年グリーフと共に過ごしてきた自分自身を
労わりながら、そこに集まった人と共に想いを分かち合うこと、
そして2022年を振り返り、2023年の展望を描くことを、ともにできる時間です。
年越しをあたたかく過ごすための、全国から届いた美味しいものなども
みなさまと一緒に味わえたらと思います。

【開催内容詳細】

開催日:2022年12月31日 13:30〜2023年1月1日13:00頃
場所:都内某所 ※お申込みいただいた方に住所をお知らせします
【プログラム】
・開村式
・2022年を振り返るコラージュ作成・シェア
・身体をほぐす、呼吸を整える
・分かち合い
・私のいのちをいたわる時間(マインドフルネス)
・夕食、団らん、随時解散
・2023年のヴィジョンを描くコラージュ作成
・この場を支えてくださった方への御礼の手紙
・閉村式
※宿泊は、会場近くのホテルになります。
【参加対象者】
10代から30歳くらいまでで
親や兄弟・姉妹などを死別で亡くした若者・社会的養護経験のある若者
定員: 6名
参加費: 無料
※遠方のため交通費がしんどい方は、リヴオンまでご連絡ください。
【お申込方法】
こちらのフォームにご入力ください。
★リヴオン代表 尾角光美が年越いのちの村に寄せる想い
以前、リヴオンの「つどいば」に来ていた、親をなくした子が
「10月くらいからだんだんと辛くなっていく。年末を意識させられるから」
と話してくれました。
それは、私(尾角)自身も全く同じ思いをしていたことです。
大学に入る前に両親を失っていた私は、年末が近づいて
「実家に帰ると楽でいいよね、ごはんは勝手に出てくるし^^」
と楽しそうに話す友だちの言葉に、ひそかに傷ついていました。
「自分には帰る場所はない」
その孤独感は生きていることさえ見失ってしまいそうなほどのものでした。
「なんでこんな寂しい思いをしなければいけないのだろう」
何度も何度も思いました。
でもある年「うちにおいでよ」と言ってくださったご夫妻がいました。
その年から12月31日から1月1日にかけて、一緒にごはんを食べて
過ごしてくれる「つながり」に救われました。
居場所があるだけで、こんなにも年越しが楽になるんだ。
一年をはじめる時に、すこし「生きてみよう」と思えるんだと驚きました。
「年越いのちの村」はそうした、年末に寂しい思いをしないで済むように
一年をほんのすこしでも希望をもって迎えられるようにとの願いをこめて
リヴオンで生み出したプロジェクトです。
どうか一人でも多くの、親を亡くした子ども、若者たちに届くよう
みなさま広報にお力貸していただければ幸いです。
《年越し、うちに来ない?》
お父さん、お母さん、身近な人をなくして、
年越しをひとり過ごすのがしんどいなぁという若者がつどい
いっしょに心あたたかく、年末年始を過ごせれば、と願っています。
★ご寄付のお願い★
本企画は完全に、皆様からのご寄付、お気持ちで開催をさせていただいております。
いただいたご寄付は宿泊費、交通費の補助、おせち、ワークの資材などに使わせていただきます。
こちらより、銀行振込やクレジット決済でご寄付をお寄せいただければ幸いです。
ご寄付をいただいた方々には、毎年、参加者より手書きのメッセージを送らせていただいております。
また、みかんや、お菓子、お茶など、ほっこり過ごすための「なにか」
をお送りいただけるのもありがたいです。
送り先については、事務局 info★live-on.me (★⇒@)までご連絡ください。
すべての人が、心あたたかく
年を越せますように。