熊本にあります浄土真宗(単立)のお寺、香福寺の清水谷 勇哲と申します。
少々堅苦しい名前なので、講座の中では「ゆうちゃん」と呼んでいただいてます。
お寺の僧侶として、日々さまざまな喪失の場面に出会います。
その際、目の前の人の喪失にどう向き合うことが最善なのか、いつも考えています。
しかし、自分だけで考え、行っていると、独りよがりになってしまうのではないかという不安があり、本講座の受講を決意しました。
講師養成講座も第12回目。
今回は最後のパート「私たちにできること」の<伝える>をやってみる実践講座でした。
まずはチェックインの後、グラウンドルールを共有することにより、安心の場づくりから始まります。
その後、3つのグループに分かれ、10分の模擬講義を行い、聞き手からフィードバックをもらいます。
私は高校生を対象に講義を組み立てていますが、どうすれば高校生に伝わるのか、毎回考えさせられます。
自分が思うようには聞き手に伝わらなかったり、自分では気づかなかった側面を聞き手の皆さんから教えていただいたり。
とても学びや発見が多いのがこの<伝える>の回です。
回を重ねるごとに、ともに学ぶ仲間の講義がどんどんブラッシュアップされていくのを見て、非常に参考になると同時に、自分の課題も浮き彫りになるため、とても有意義に感じています。
いよいよ残すところあと2回。
オンラインと現地(名古屋)での発表会です。
半年間の学びの成果を、ぜひ多くの方にご覧いただき、アドバイスをいただければ幸いです。