長崎県大村市でお寺の坊守(ぼうもり)をしております長野文と申します。(写真右上)
お寺の現場でグリーフケアの知識をいかしていきたいのと、同じ仲間にも学びを伝えていけるような人になりたいと思い、3月12日より「グリーフケア講師養成講座」を受講しています。
『学ぶ・伝える』の二方向を繰り返していくこの講座、5月28日開催の第6講は「喪失後の課題とグリーフサポート」を学ぶ回でした。
今の心境を「建物の階」にたとえるチェックインからスタートし、前回の復習とグラウンドルールの説明の後は、
テーマをもとに講師お二人から、それぞれ対象の異なる場面での模擬講演を聞きました。
その後、グループごとに気づいたことなどを共有し、さらに全体での共有・質疑応答で終了。
いろんな職業の参加者がおられ、それぞれの立場からの気づきや感想が、そのあとに続く『伝える』回の発表への大きなヒントとなっています。
今回てるみんが伝えた、「時間をひとりじめしないようにしましょう」
という言葉が印象的でした。この講座のほとんどはオンラインでの実施です。
自分の発信のみに気を取られすぎないよう、受講者全員の発言にも、しっかり耳を傾けていきたいと感じました。(報告:長野文)