『102年目の母の日ー亡き母へのメッセージー』(長崎出版)
母の日プロジェクト2冊目。
商業出版として世に送り出された一冊。
母の日百周年に発刊した『101年目の母の日』の大きな反響を受け、この書籍の制作を決めたとkろおから、団体「リヴオン」が生まれた。
出版記念イベントを東京・大阪で開催し、NHKのニュース7などにも特集された。
108通の応募があり、内40作品をこの一冊に、残りの68作品は別刷りで和紙で自分たちで印刷をしてお届けした。21歳から92歳までの40名の「子どもたち」が、亡き母への想いを手紙や、手記、詩、イラストを通じて表現している。
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大好きなオカンが突然俺の前からいなくなって、取り残されたような気持ちしかなかったんやけどね、それまでは。でも俺は「残された」んじゃなくて、きっと「生かして」「居させて」もらってるんよね。自分の病気のことも顧みずに俺のことを産んでくれて、一生懸命育ててくれたんやから。同じ時間を同じ場所で過ごせる人を自分以上に大事に思える生き方せなね、オカンみたいにね。
(今井 英明さん「オカンへ」より一部抜粋)
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