名古屋 ファシリテーター養成講座第3講

皆さま、こんにちは。りょうちんです。静岡県沼津市の石材店でお墓の営業をしています。私は大切な家族を失ったお客様と接する中で、喪失を抱える方とどう接したらいいのか…そんな悩みもあり、自分に何が出来るのかを学びたいと思い受講を決めました。

お金の節約のために東海道線で4時間半かけて名古屋に通っています(笑)しかし、そんな時間も全く苦にならないほど、この講座での学びと仲間との出会いを楽しんでます。そんなりょうちんが今回ブログを担当します。

10月から始まったこの講座も3回目。「トラウマと身体的ケア」を学びます。ちなみにこの日はクリスマスでした。

「クリスマス」に「お寺」へ「喪失」を学びに行くというギャップが面白いなぁと感じつつ。この日「トラウマ」の学び。重い…。受講に向かう中、

「トラウマの学びはとてもしんどいので、心と身体を整えてきてください」と言われていたので、何をやるんだろう…?トラウマと向き合ったら自分にどんな影響が出るのだろうか…?と不安もありましたが一緒に学ぶ仲間に会うのが楽しみで、足取り軽く会場の久遠寺へ。

まずはチェックイン。みんなで心と身体の状態に向き合い講座のスタート。

つぎに、ホームワークの共有からしました。1つ目は受講生を4つに分けたチームで「グランドルールづくり」をすること。グランドルールとは安心、安全な場をつくる上で、参加者、ファシリテーター全員で共有する約束のことです。

メンバー同士の距離や仕事など様々な状況の中で、どのチームも時間をつくるのに苦戦していましたが、それぞれ工夫し全チーム、無事に提出。「ファシリテーター4人がひたすら感動していた!」と言わせた4つのグランドルールが揃いました。言葉選びはもちろん、デザインも素敵。

どうしたら伝わりやすいかと文字フォントやイラストを工夫してあって、どのグランドルールも素晴らしい出来でした…。

私のチームはオンラインで話し合ったのですが、遠く離れていても画面を通して、お互いの考えを伝え合う作業は、どんな発言も受け止めてくれる仲間の存在に、幸せさえ感じられ、宿題が楽しかったです。そんなことからも、安心、安全な場をつくる大切さやグランドルールの必要性に気づかせてもらいました。

次に2つ目の宿題、「グリーフケア、グリーフサポート、グリーフワークの説明」を3~4のグループになって発表。動画も撮って、後日他のグループへも共有しました。

同じことを説明しているのに伝え方も様々。自分とは全く違うアプローチからの説明や自分で工夫して資料を作ってきたりと、みんなの取り組む姿勢がすごい!!

 

良かったこと、もう少しな所もお互い伝え合い自分一人では気づけないことをフィードバックを受けることで課題がみえました。宿題を通して、改めて同じ方向へ歩む仲間のありがたさを感じました。

ここからはいよいよ「トラウマの学び」へ。グリーフの学びなのに、なぜ、トラウマを学ぶのか?

トラウマはグリーフと切っても切り離せないものだということ。グリーフとトラウマは重なる領域があり、両方のことを知っておくことで、グリーフとの折り合いがつきやすくなる。だからこそ、トラウマを学びます。

「トラウマとは何か?」

まずは、受講者それぞれが自分の考えるトラウマを体験や知識などから言葉にして共有しました。言葉にしてみると一人ひとり、トラウマに対するイメージが違うことに気付きます。

リヴオンではトラウマを「極度のストレスを受ける経験や出来事。また、それにより生じる長期的な影響。体験の中心に極端な恐怖感や圧倒された感覚、無力感、強い孤立感があるのが特徴」と定義しています。しかし、自分自身がどうとらえているが大切だということで、その影響や対処の仕方を学びました。

私自身、トラウマがない思っていましたが、この言葉と向き合うと、認識していなかっただけで、どんな人でもトラウマを抱えているかもしれないと考えさせられました。また、「トラウマ」と向き合うと共に「セルフケアケア」を学ぶことの重要性が理解できました。

トラウマの記憶は心だけでなく、多くは体に蓄積されるとのこと。そのためのケアの1つとして「ヨガ」を体験しました。講師を務めてくださったのは野村由未来(ゆみこ)さん。リヴオン主催のいのちの学校でもヨガの回を担当している先生です。

始めに「ヨガってどんなイメージ?」

そんなことから、みんなで共有。

「呼吸」「リラックス」「ゆったり」「修行」「瞑想」「空中に浮く(笑)」

様々なイメージが出る中で、一つひとつに丁寧に解説をしていただき、グリーフケアでのヨガの目的について話されました。

「足の先から順番に関節を緩めていく、決まったポイントを自分で刺激することで緩めることが出来るようになる。頑張りすぎているときは呼吸が止まっているので、自分が頑張りすぎていることにヨガの動きを通じて気づいてもらう時間になって欲しい」

心と身体に真摯に向き合ってきたからこそのゆみこ先生の想いが言葉から伝わってきます。

「体から発するメッセージにたまには、耳を傾けましょう…」

んな言葉にハッとしま普段、頭ばっかりで生きているとそのメッセージを気づかぬうちに無視してしまっていると反省です。

いよいよヨガが始まります。自分の心地よさだけに集中する「ただただ気持ちいいな」を感じる・・・名づけて『温泉ヨガ』

温泉につかっている時のような感覚でヨガをやっていると体の血の巡りが良くなって抱えていたプレッシャーもゆるむ。そんな説明を受けて始まった『温泉ヨガ』は想像以上に気持ちよく、途中、寝てしまうほど。

日常の忙しさの中で、普段は寝つきが悪いと言っていたメンバーもこれだけ深く寝たのは久しぶりかも。とその効果に驚いていました。

終わった後、みんなで感想を共有。「ふわーっと、心地よくなった」「ヨガっていいな」「みんなの声のトーンが下がっている。心が落ち着いているんだなぁ」

私はモデルみたいなスタイルの良い人がビシッとポーズを決めるヨガはストイックなイメージがありましたが、全く違うもので、ヨガはを通じて体と対話をする時間なんだ。定期的にやりたいって思いました。

最後はみんなで円になってチェックアウト。今日一日の感想とマイセルフケアグッズを共有しました。

マイセルフグッズについては、ベレー帽だったり、思い出の詰まったぬいぐるみだったり、大好きなアイドルを推すこと、カメラ、コーヒー、ボードゲーム・・・

同じメーカーのアロマオイルを持ってきて、3人のセルフケアグッズが同じだったという驚きも。偶然かもしれませんが、嗅覚からの心のケアが出来る感覚を自然と感じていたんですね。

まとめ

トラウマなどのしんどいことに向き合うことはキツイもの。しかし、向き合うことで自分の状態に気づき、それをケアする術を持っていることが大切なんだと学びが多い講座でした。

ちなみにこの日はお昼休憩に幸せな出来事がありました。クリスマスということで、ケーキが用意されました。「ホールのケーキを切り分けずにガバッと食べるのが夢」だというメンバーの話を聞いて、その夢をみんなで叶えようといういきさつです。

みんなが食べられるようにとグリテンフリーの大きな、大きなホールケーキ。フォークを持ってケーキを囲むメンバーはみんな幸せそうなこと(笑)素敵なクリスマスになりました。

学びは大変ですが、こうやってお互いを気遣える仲間との時間はあたたかく、グリーフケアを学ぶと共に、ここは私にとって大切な居場所だなと感じさせてもらう出来事でした。ここに集うみんながサンタクロースだなと思ったのは私だけではないはずです…(笑)