一般社団法人リヴオンでは、国による新型コロナウイルスの感染対策の方針の変更にともない、下記のような方針を取ることにいたしました。状況の変化に合わせて、随時変更をしていくこともありますので、ご理解いただければ幸いです。
1.主催事業に関する基本方針
各種事業の参加者も、スタッフも、安心して、健やかに、場を共にできるように、下記の対応をとります。
・スタッフの検温・体調チェック及び、定期的な手指消毒を行います。
・会場入り口や会場内に消毒用アルコール剤をご用意しております。
・会場内において、事業の実施前後、消毒用アルコール剤による拭き上げ清掃を実施しております。
・会場入り口にて来訪者の体温測定および手指消毒を実施しております。
・会場では、感染防止の観点から換気を可能な限り常時、あるいはこまめに行いながら活動を行っております
・スタッフのマスク着用は個人の判断に委ねます
・開催するにあたっては、オンライン・対面型などの開催形態や、対面の場のワークの手法も丁寧に検討し、決めてまいります
・コロナの感染拡大状況に大きな変化があった場合は、信頼のおける情報を可能な限り収集し、各事業に関して、開催地域の状況に応じて適宜開催の決定を行います
・行政からの指導があった際には、速やかに対策をとります
・講座の参加者、会場提供者、講師、運営スタッフとコミュニケーションを丁寧にとり、どんな意見も、それぞれ感じていることも、出しやすい環境づくりに努めます。
2.各事業(講座など)へ参加される方へ
運営・会場スタッフと共に、引き続き、感染症対策に努めていきますが、ご参加予定の方々にも、以下の点についてご協力をお願いいたします。
・ 手洗い、アルコール消毒、うがいなど、感染症対策に努めてください。
・ マスクの着用については、個々人でご判断をいただければと思います。
・ 体調の優れない場合や、咳や37.5度以上の発熱など、風邪の症状がある場合は参加をお控えください。※花粉症などの持病の場合を除く
・ 症状があってご不安な方は、こちらにお問い合わせください。
・ ご自身、もしくは同居者が新型コロナウィルスに感染している場合、または濃厚接触者となった場合は参加をお控えください。(※罹患を申告する必要はございません)また、引き続き、安全性が確保されるまでは参加をお控えください。
※上記 1.2 について 地域の感染状況や、主催会場の規定、共催事業などにおいて、感染対応について、個別に判断をしていく場合もございます。また、ご高齢の方や持病のある方が参加者にいらっしゃる場合に、マスク着用についての対応や方針を柔軟に変更する可能性もございますので、ご理解いただければ幸いです。
3.今後の情報発信について
具体的な講座の変更・中止・延期・休講などについては、Facebookページ”リヴオンのいま”やブログ、メールなどでお知らせをいたしますので、こまめにご確認をお願いします。特に、参加申込をされた方は、受信確認のためご返信をお願いいたします。
4.セルフケア 〜今、自分自身を大切に
新型コロナウイルスの感染拡大が長期化したことにより、多くの方が安全や安心の喪失を感じ、日常をゆるがされている中でグリーフ(※)の影響を受けていると思います。
(※)グリーフとは…大切なひとやものを失うことによって生じる自然な反応、感情、プロセスのこと。サイト内「グリーフについて」も併せてご覧ください。
◆ 起こりうる喪失とその影響
グリーフは死別だけでなく、その人自身が「なくした」と感じることによって生まれてきます。
ここでは、コロナの影響が続く中で起こりうる喪失について、その一部を例として挙げています。
特に「今、なんだか落ち着かないな、しんどいな」と感じている人は、ご一読いただければと思います。
・安全や安心の喪失 姿の見えないウイルスへの恐れや不安
・日常の喪失 いつも通りの生活が送れないこと、いつまで続くのか、わからない不安
・機会の喪失 楽しみにしていた予定・大切な催しが無くなること
・経済的な喪失 収入が減ったり、なくなったり、失業すること
・あいまいな喪失 卒業式などが予定通り開催されず「さようならのない別れ」が起こること
グリーフによって起こってくる反応・影響は一人ひとりちがい(グリーフについて)ますが、グリーフを感じることで「頑張らなくちゃ」「家族を守らなくては」「情報収集をしないと」と、動きすぎる状態、過活動になることも考えられます。
まずは今の、自分の状態がどんなものであるのかに気づくこと自体が、セルフケアにつながります。その上で自分にとって、必要なことをしていきましょう。
コロナ下で死別を経験された方は、こちらを御覧ください
◆ セルフケアを大切に
セルフケアは文字通り
「self:自分自身」を
「care:大切にする」こと
自分自身を、大切にすることです。
グリーフが人それぞれであるように、セルフケアには「これをすれば大丈夫」という唯一絶対的な答えはありませんが、大切なのは自分の状態に気づき「自分にとって何がセルフケアになるだろう?」と自分に尋ね「自分にとってのセルフケア」を見つけることです。
例)
・安心を感じられる場所はどこだろう?
・自分の身体に意識を向け、しんどいところはどこだろう?
・頑張ってる自分への「ごほうび」はなんだろう?
・「楽しい!」と思えるもの、笑えるものはなんだろう?
上記を参考に、生活の中に取り入れられるセルフケアを探してみてはいかがでしょうか?
また、セルフケアは自分自身をケアするだけでなく、他者を支えていくために自分の状態を整えるという意味あいもあります。
「自分は大丈夫」という人も、しんどい状態にある方と日常的に接している人であれば、自分を整えるための手段として記憶に留めていただければと願っています。
リヴオンに関わるスタッフや関係者も同様に、むりをしすぎない、セルフケアにつとめます。
安心して日常が送れる日が訪れることを願うとともに、皆様の心身が少しでも健やかに過ごせることを祈って。
一般社団法人リヴオン 一同